二十歳の君へ

 
 世界には まだ見ぬ風が 吹くという
 
 バイクを磨く ハタチの君よ

 これは僕の姉が年賀状に書いていた短歌です。姉が作って投稿して新聞にも載ったそうです。そういえば『サラダ記念日』とかも読んでいましたね。甥も今年で二十歳になります。甥が小学校低学年の頃「おれさんすうとくい!」と誇らしげにしゃべっていたのが昨日のことのようです。

 誰から聞いたのか忘れてしまいましたが、「五十年だろうが一時間だろうが過ぎれば一瞬」という言葉が印象に残っています。「一瞬一瞬が大切なものである」ということを考えさせてくれる言葉です。