過去の記事について② 2013-01-28

 僕のブログの2013-01-28の詩は、アルベルト・アインシュタイン特殊相対性理論を僕の解釈で詩にしてみました。

移動している人の時間は、止まっている人の時間より長くなります。(中略)
1971年に、物理学者ジョー・ハーフェルと、リチャード・キーティングがある実験を行いました。
その実験内容は、原子時計(原子の振動により、時間を刻む時計。ものすごく正確)を2つ用意し、片方は地上、もう片方は飛行機に積みます。
そして、その飛行機はそのまま、世界一周旅行をしたのです。
ではその時、時計はどうなったか?
なんと、飛行機内の時計の方が、地上の時計よりも若干、遅れていたのです。
その遅れはわずか0.000000059秒(10億分の59秒)でしたが、この値はアインシュタインの理論が予測した大きさとピッタリ一致。
こうして、「未来に行ける」ことが証明されたのです。

http://www.idea-sense.com/entry/2016/02/12/094000
ということで、時間の流れは絶対的ではないということです。また、「あらゆる乗り物はタイムマシンである」ともいえるということになります。

 それにしても「今」とはいつなのでしょうか?人間が見ているものは物質に反射した光です。光がなければ何も見えません。光にも速度があります。つまり1メートル先にあるリンゴも、私たちが見た瞬間はすでに過去のリンゴを見ているのです。我々が見ているものはすべて過去の映像です。AさんとBさんが会話していても、他者との間には距離があるのでごくごく僅かですが、両者の「今」の認識の時間がずれています。自分がりんごを認識した瞬間が「今」なのでしょうか?AさんとBさんに共通する「今」はあるのでしょうか?