キャリア官僚についての補足

 2012-04-29の記事のキャリア官僚についての補則です。以下太字は『悪税が日本を滅ぼす』(大村大次郎 新潮文庫
より引用です。

 キャリアとゆうのは、強大な権限を与えられているが、実は給料が安い。公務員の給料体系は年功序列になっている。キャリア官僚は、若くして高いポストに就くが、経験年数による加算がないために、同じポストでもノンキャリアの方がずっと給料はいいのだ。

 人間的にもいい人が多い。

 キャリア官僚というのは相当な激務だそうである。霞ヶ関に勤務している時は、毎日、遅くまで残業し、二日に一回家に帰れればいいほうだという。(中略)彼らはそうゆう激務が三〇年以上続くわけである。

 僕も以前テレビで、キャリア官僚が夜遅くまで仕事をして、職場のソファーで寝ている映像を見たことがあります。そりゃあ天下り先をつくる気持ちもわかります。

 やはりキャリア官僚制度そのものに問題があるのです。